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2019年7月16日
【金融とハイテクの決算発表を受けた株価反応に注目】(7月16日配信)

メルマガ 2019年7月16日(火)

 

おはようございます。

 

【金融とハイテクの決算発表を受けた株価反応に注目】

 

 

【15日の海外市場】  

 

NY主要3株価指数はそろって過去最高値更新

 

  • 15日の米金融市場は、NY市場の主要3株価指数はそろって小幅に続伸、過去最高値を更新しました。米長期金利は2.09%と前週末の2.12%から低下(債券価格は上昇)、ドル円相場は1ドル=107.85円と前週末の107.85円から変わらずで引けました。
  • NYダウ平均は前週末比27ドル(0.1%)高の27,359ドルと小幅に4日続伸、3日続けて過去最高値を更新しました。今週から米主要企業の四半期決算の発表シーズンが始まり、業績を見極めたいとの雰囲気も根強く、前週末終値を挟んでもみ合う場面が目立ちました。
  • 化学大手のダウは前週末比2.4%高、医薬品のメルクは同1.5%高となりました。マクドナルド、キャタピラーも買われダウを押し上げました。半面、航空機のボーイングが前週末比1%下落、米長期金利の低下で利ざや縮小の思惑からJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスが1%以上下落し、3銘柄でダウ平均を約50ドル押し下げました。
  • ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は続伸し、前週末比14ポイント(0.17%)高の8,258と連日で過去最高値を更新しました。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力株の一角が上昇しました。多くの機関投資家が運用指標に据えるS&P500種株価指数は5日続伸し、3日続けて過去最高値を付けました。セクター別では公益事業、一般消費財、情報技術が高く、エネルギー、金融などが下落しました。
  • 投資家の不安心理を示す米VIX指数は12.68と前週末の12.39から小幅に上昇したものの低位で推移しています。

 

 

米国金融市場の主な指標(7月15日)

 

金利・為替

  1. 米10年国債利回り:2.09%(前日2.12%)
  2. ドル円相場:1ドル=107.85-107.95円(前日107.85-107.95円)

 

株式相場

  1. ニューヨークダウ30種平均:27,359.16ドル(前日比+27.13ドル)
  2. ダウの主な上昇寄与:アップル、トラベラーズ、キャタピラー、メルクなど
  3. ダウの主な下落寄与:ボーイング、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなど
  4. S&P500種株価指数:3,014.30ポイント(前日比+0.53ポイント)
  5. S&P業種別上昇セクター:公益事業、一般消費財、情報技術、ヘルスケアなど
  6. S&P業種別下落セクター:エネルギー、金融、資本財・サービス
  7. ナスダック総合株価指数:8,258.19ポイント(前日比+14.04ポイント)
  8. フィラデルフィア半導体指数(SOX指数):1,515.92ポイント(前日+11.64ポイント)
  9. 米VIX指数(恐怖指数):12.68(前日12.39)

 

商品

  1. ニューヨークWTI原油先物1バレル=59.58ドル(前日比-0.63ドル)
  2. ニューヨーク金先物1トロイオンス=1,413.5ドル(前日比+1.3ドル)

 

 

マーケットが注目したと思われる主な材料

 

  • 米7月のNY連銀製造業景況指数はプラス4.3と前月のマイナス8.6から大幅に上昇、市場予想のプラス2も上回った。前月はほぼ3年ぶりの低い水準に落ち込んでいた。同州の製造業活動が安定化しつつあることが示唆された。6月末の米中首脳会談において貿易協議再開で合意したことを受けて経営者心理が改善した可能性がある。
  • 中国国家統計局が発表した19年4-6月期のGDPは、前年比6.2%増と、第1・四半期の6.4%増から鈍化した。米国が関税引き上げなど圧力を強めるなか、内需、外需ともに減少し1992年第1・四半期以来、27年ぶりの低い伸びとなった。一方、6月の鉱工業生産は前年同月比6.3%増(市場予想5.2%増)、6月小売売上高は同9.8%増(同8.3%増)を上回った。

 

 

【今週のポイント】 (7月15日-7月19日)

 

金融とハイテクの決算発表を受けた株価反応に注目

 

  • 今週の東京株式市場は、最近の高値圏でもみ合い相場が予想されます。日経平均は7月1日に21,500円台に乗せて以降、10日間も21,500~21,700円台のレンジ内の動きにあります。NY株式市場でダウ平均の高値更新が続けば日経平均は7月2日の高値21,784円を抜き、ボックス放れとなる可能性もあります。逆に景気指標を受けて米長期金利上昇が一段と上昇し、日経平均が21,500円を下回る場合は注意が必要です。
  • 先週のNY市場は債券相場が下落し米長期金利が上昇、NY株式市場は主要3指数の過去最高値更新が続きました。5日に発表された6月米雇用統計が市場予想を大きく上回ったほか、先週発表の6月の米CPIなど物価指標も市場予想を上回ったことで米金融市場では債券相場が下落し金利が上昇しました。12日の米長期金利は2.12%まで上昇、7月4日に付けた1.949%からみると急ピッチな上昇となりました。金融市場では7月の米FOMCで利下げが織り込まれており、予防的な利下げとの見方が大勢となっています。米景気が順調に拡大する中で金融緩和が継続するという適温相場になりつつあります。
  • 今週は米国で6月の鉱工業生産指数や設備稼働率、6月の小売売上高といった生産活動や消費の動向を確認する重要な指標の発表があります。また6月の景気先行指数総合指数、7月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表もあります。米長期金利の反応が重要となります。
  • 今週から米国を中心に外国企業では19年4-6月期の決算発表が相次ぎます。業績警告の発表が増えるタイミングですが、欧米の主要企業で下方修正が目立っています。しかし、業種的には景気敏感株に限定されており、かつ欧州関連に下方修正が目立ちます。景気指標や企業業績から、5月に実施された対中関税引き上げの影響がある程度確認できそうです。個別ではシティグループなど米金融や大手IT企業のマイクロソフト、台湾半導体大手TSMCの決算発表を受けた株価の反応が注目されます。
  • 日経平均(12日の引け値21,685円)の価格ポイントは以下の通りです。

    【下値のポイント】

    21,600円前後(200日移動平均線、日足転換線)

    21,300~21,400円(25日移動平均線、75日移動平均線、13週移動平均線、日足基準線、日足先行スパン、週足先行スパン)

    21,200円前後(26週移動平均線、週足基準線)

    【上値のポイント】

    21,875円(5月7日と5月8日のマド埋めレベル)

    22,307円(4月25日引け値)

  •  

  • NYダウ平均(12日の引け値27,332ドル)の価格ポイントは以下の通りです。

    【下値のポイント】

    27,000ドル前後(日足の転換線26,975ドル)

    26,400ドル~26,600ドル(25日移動平均線、日足基準線)

    26,200ドル(13週移動平均線、75日移動平均線)

 

 

今週の重要イベント

(7月15日-7月19日)

 

15日(月)

  • 米NY連銀製造業景気指数
  • ウィリアムズNY連銀総裁講演
  • 6月小売売上高、6月鉱工業生産指数、4-6月期GDP
  • アマゾン「プライムデー2019」(~16日)→日米欧等18カ国で開催
  • 主な決算発表:シティグループ

 

16日(火)

  • 米6月輸入物価指数
  • 米6月の小売売上高
  • 米6月の鉱工業生産、設備稼働率
  • 米7月のNAHB住宅市場指数
  • 米5月の企業在庫
  • 独ZEW景況指数
  • パウエルFRB議長講演
  • 主な決算発表:JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソンエンドジョンソン

 

17日(水)

  • 米ベージュブック(地区連銀経済報告書)発表
  • 米6月住宅着工件数
  • 米6月住宅許可件数
  • G7財務相・中銀総裁開業(~18日、フランス)
  • 6月訪日外国人観光客数
  • 主な決算発表:IBM、バンク・オブ・アメリカ、ネットフリックス、イーベイ

 

18日(木)

  • 米新規失業保険申請件数(7/12)
  • 米7月フィラデルフィア連銀景気指数
  • 米6月景気先行指数総合指数
  • 豪州失業率
  • 日本の6月貿易収支
  • 主な決算発表:マイクロソフト、ユナイテッドヘルス・グループ、モルガン・スタンレー、台湾TSMC

 

19日(金)

  • 米7月ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)
  • 日本の6月消費者物価指数
  • 主な決算発表:シュルンベリジェ、ブラックロック

 

 

東京株式市場(7月12日)

  • 日経平均株価:21,685.90(前日比+42.37円)
  • TOPIX:1,576.31ポイント(前日比-2.32ポイント)

 

データを参照したサイト(ダウ30種銘柄の上昇・下落寄与度はこちら↓)

https://nikkei225jp.com/nasdaq/

 

 

(お願い)

海外市場のデータは取得時のものであり、速報値の可能性があります。

閲覧・購読者自身でご確認いただきますようお願いします。

 

以上

 

 

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